牛肉の選び方とカロリー 【2】
牛肉の部位によるカロリーの違いは?
牛肉の部位は実にたくさんの種類があるのでなかなか覚えにくいと言う面がありますが、代表的な部位で比較してもカロリーの違いがわかります。
成牛の輸入牛(皮下脂肪と筋間脂肪を除いたもの・生)で比較をしてみます。
そともも・65gで80kcal.
かた・60gで80kcal.
サーロイン・60gで80kcal.
ひれ・60gで80kcal.
もも・55gで80kcal.
ランプ・65gで80kcal.
かたロース・45gで80kcal.
リブロース・45gで80kcal.
単に数値を比べてみるとそれほど違いがないような感じもするのですが、これを実際に食べるときの牛肉の大きさで比べてみると、例えば…
そとももの65gは約7cm×5cm×厚さ1.5cmになるのに対して、リブロースで同じカロリーの45gは約6cm×4cm×厚み1.5cmと一回り小さくなってしまうのですね。
さらに、これは皮下脂肪と筋間脂肪を除いたもので比較をしていますので、もともと脂肪の少ないひれ肉はサーロインと同じカロリーになっています。
しかし実際には、サーロインは脂がかなり付いていますね。ちなみにサーロインの脂身つきの場合は27gで80kcalとなり、そのカロリーはひれ肉に比べると約倍になっています。
これからも脂身がいかに低カロリー料理作りの障害になるかがお解かりいただけると思います。
ですから牛ステーキなどを食べる場合にカロリー的にはサーロインよりもひれ肉の方が低カロリーです。また栄養的にもカルシウムやビタミン、鉄はひれ肉の方が多いです。
ひれ肉は一頭の牛から約3%しか取れない高級肉ですのでステーキにはぴったりな肉です。
また、ランプ肉も脂肪分が少なくローカロリーな部位ですので選択に入ってきます。
ランプ肉と同じくらいカロリーの少ないそとももはコンビーフの材料になる部分でカロリーがランプ肉と同じくらい少ないです。ステーキ肉としてはあまり出回っていませんが、薄切り肉などの場合はそとももを選択するとカロリー的には低カロリーになります。
そともも肉やもも肉は俗に赤身と言われて牛が一番運動をしている部分。脂肪分が少ないので、かたまりをローストビーフにしたり薄切りを炒めたりすると美味しいですね。
ちなみにバラ肉ですが、これは脂身つきの場合は22gで80kcalと最も高カロリーな部位になります。肩バラと腹バラがありますが赤身と脂肪が層をなしていることから3枚肉と言われています。
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