塩やしょうゆを控えるだけではダメ?
      
      塩や食塩はあくまでもの生成物
      「塩=悪」と言う構図が一般的なイメージとしてありますが、塩や食塩はあくまでも生成物でその本質はナトリウムにあります。
      塩、食塩はナトリウムと塩素から出来ています。
      ナトリウムは体の水分調節と神経や筋肉の動きをサポートする働きがあります。また、塩素は胃液などの成分になります。ですから両方ともに体には必要な成分です。
      しかし、元来1日に必要な塩分量は1.5g~2gとも言われていますが、それに対して現代の日本人は平均で10g前後の塩分を摂っているのが現状です。また過剰な塩分を摂ると、いろいろな疾病の要因になる可能性があると考えられています。
      
        
        
        
 
      
      食材や素材の塩分も把握する必要があります
      今はいろいろな商品に成分表示がされています。成分表示でわたしが必ず見るのがナトリウムの量です。
      例えば「食べる煮干し」と言う商品があります。けっこう好きなので良く食べるのですが、パッケージには”塩無添加” ”塩を一切使わず・・・”とあります。
      ”じゃあいくら食べても塩分ゼロね!”となるかと言うと…ならないのです。
      この商品の成分表示を見るとナトリウム量が540mg(可食部100gあたり)とあります。これを塩分量に換算して、ナトリウム540mgと言う量が塩だったらどのくらいの量になるかを計算する必要があるのです。
      その計算は簡単で下の式になります。
      ナトリウム(mg)×2.54÷1,000=食塩相当量(g)
      この場合は
      540mg×2.54÷1,000=1.37g
      となります。
      つまり、この商品は100gあたり1.37gの食塩相当量のナトリウムが入っていると言うことになります。パッケージから内容量が50gとありますので一袋全部食べると0.68gの食塩相当量を食べた
      と言うことになるわけです。
      また、実際にはこの商品は作る段階で食塩を使用していないと言うことですので、このナトリウム量は材料の”かたくちいわし”そのものが持っている自然なナトリウム量と言うことになります。
      このようにナトリウムは食材そのものに入っています。
      ですから、食塩や調味料などで塩分を過剰に摂らなくても、生命を維持していくことが出来ると言うことになります。また当然ですが、減塩生活にはこの自然の塩分量も把握する必要があります。
      
      
        
      
      
      
        
        
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