食材・素材の複雑な味があることを感じてください
低塩分、減塩、薄味のためには舌をそれに慣らす必要があります。なぜなら、舌で感じる味には習慣性があると言われているからです。
まったく味付けをしない食材そものもを、もし生まれたときから食べていたら多分、それらの味の中に美味しさを感じることができると思います。
食文化の発達のために様々な調味料を作り、そして使うようになりました。これはより美味しく食材を食べたいと言う食欲という本能の結果であり、これが現在の塩分過多の時代を作りだしているのだと思います。
試しに素材そのものを味わってみる
そこで、実際に低塩分な食生活や減塩生活をする前に、一度、素材そのものの味を味わってみるというのはいかがでしょうか?
最初は、おそらく味もそっけもなく、とても美味しいとは言えないと思いますが・・・。でもここは最初のお試し。美味しくないと思っても一度食べてみてください。
その中に少しでも、食材の味を感じることが出来れば最初のお試しとしては成功です。その部分を舌が記憶するように慣れさせれば良いわけですから。
まずは生野菜、そしてコロッケ、フライ、そしてお刺身
手始めに野菜を生で食べて見ましょうか・・・。馴染みがあってお手軽なきゅうりとトマトはいかがでしょうか?
きゅうりとトマトを大きめに切ってお皿に盛り付けます。
そしてひと切れづつゆっくりと食べて見てください。
きゅうりは、瑞々しさの中に少し青いような、草のような香りがします。
この段階では、少しリアルに植物的な味なんですが、それでも更に噛んでいくと
独特の風味と複雑な味が広がってくるはずです。
トマトは、酸味の中に太陽と言うか日向のような味がして
さらに噛んでいくと甘味を感じることが出来ます。
次に、フライやコロッケをソースなどをかけないで食べて見てください。
まず口に広がるのは油の香りです。
ですから、何もつけないで食べる場合は必ず新しい油にしてください。古い油をもし使って揚げていた場合には、前に揚げたものが魚だったら魚の香りもしますので。
そして、噛んでいくたびに具材の複雑な味がしてくるはずです。
最後はお刺し身。しょうゆをつけないで食べて見てください。
マグロはマグロの味。いかはいかの味・・・。アジはアジの味・・・。
それぞれのお刺し身が固有の味を持っていることがわかりますよね?
複雑で深い味を感じてください
これを日々するのは慣れと継続する意思が必要です。ここではお試しですので実際にこれで食べている人もいると言うことと、食材には何か複雑で深い味が存在している…と言うことを感じていただければOKです。
これを感じることが出来れば低塩分な食生活、減塩生活への第一歩を踏み出したと言えます。
おすすめ健康グッズ
TANITA しおみくん 電子塩分計
3色3段階(うす味、ふつう味、から味)表示で塩分濃度が一目でわかる塩分計です。血圧が気になる方や生活習慣病を予防したい方など、食べ物の摂取をコントロールしたい方におすすめ。
オムロン 体重・体組成計 カラダスキャン
部位別の皮下脂肪率・骨格筋率の変化からダイエットの進捗状況をチェック。部位別にマイダイエット判定が表示されるので、気になる部位のダイエット進捗状況が簡単に確認できます。
オムロン 電子血圧計 上腕式 スポットアーム
「可動式腕帯」と「ひじ置き」が正しい姿勢をキープ。一人ひとりの腕に合わせる「全自動巻き付け腕帯」。朝と夜に測定した血圧値を個別に記録、管理できます。
タニタ カロリースケール
食品937品目、および料理540品目を登録。総カロリー量や基礎食品の過不足をグラフと数値で表示でき、当日から6日前の入力履歴も表示できます。