王道は徐々に薄味に慣れることです
ストレスを溜めてしまっては逆効果
低塩分な食生活、減塩生活をするためには、徐々に薄味に慣れていった方が自然に無理なくできます。それは薄味には慣れが必要だからです。
薄味にしたことによって食事に美味しさを感じなくなり、やがては食欲が低下して、栄養のバランスも崩れてしまっては逆効果ですから。さらに体だけではなくストレスを溜めてしまっては、さらに逆効果に追いうちをかけてしまいます。
ですから、徐々に薄味にしていくのが王道です。
もし、ご主人さんに減塩する気があまりなくても健康を考えて減塩をする必要があるのでしたら、ご主人さんが食べても減塩しているとはわからないくらいのレベルで薄味にしていくことがポイントです。
わたしの義父の話をします
わたしの義父は以前狭心症で検査入院をしたことがあります。そして栄養指導を受けて減塩を言われたのです。そのため、いままでは義母が食事を作ってわたしたち世帯とは別々の料理を食べていたのですが、退院後約一か月くらいわたしがが食事を作っていたことがあります。
義母も血圧が高いので、2人とも減塩をする必要がありましたが、すでに75歳を超えているのでなかなか難しい部分があったのです・・・。
義父は、年齢も年齢でしたので醤油をたっぷり、味付けも濃いという高塩分生活でした。
食事を普段作っていた義母も高齢なので、なかなか減塩料理が身につかず、どうしても作ることが難しかったのでわたしが作ることになったわけです。
最初は、薄いことに関してあまり良い顔をしなかったのですが、一か月くらい経つとだいぶ薄味に慣れてきて普通に食べることができるようになりました。
しかし薄味が段々ストレスに
このままあと1~2ヵ月続ければかなり薄味、減塩に慣れると思っていたのですが、この頃から段々と味の濃いものを買ってきたり、外食を多くするようになったのです。
そしてしばらくすると・・・以前の食生活に戻ってしまいました。
義父の場合は、薄味の食事がストレスだったんですね。そして発作もないので治ったと思いこんでしまったのですね。ですからなかなか言うことを聞いてくれないのが悩みなのです…。
でも、本人たちは気をつけていると言っています。やはりそこは年齢的なものや意識の違いでほどんど以前と変わらないというのが実際です。
それでも、やや強引に減塩醤油や味噌、塩分の少ない塩を使用してもらっていますのでその分確実に減塩をしてはいるのですが・・・。
わたしが作っていた料理はだいたい一日あたり塩分が食塩換算で4~6gくらい。いま両親が食べているのがたぶん食塩換算で8~10gくらいかと。成人男性の目標摂取がだいたい10gですので年齢的に考えても多めですね。まして狭心症ですからなおさら多いです。
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