低塩分な生活をするためには?
減塩の過程は3つにわかれます
ひとつは、まず減塩醤油や味噌などの減塩商品を使用すること。これで、味付けは変わらず劇的に塩分量を減らすことができます。
次に、だんだんと薄くしてその味を2~3ヵ月続けて慣れること。
実際に、 女子栄養大学で寮の新入生の味覚の変化を調べたことがあるそうです。
入寮直後に0.6%のすまし汁と0.8パーセントの塩分の味噌汁を10日間飲んで貰ってその結果、1日目は約60%の生徒が「うすい」と感じたのに対して10日目には「うすい」と感じた生徒が10%になったそうです。大体10日くらいで薄味に慣れると言われています。
そしてもうひとつは、自分が減塩しようという意思を持ち続けることです。この意思がないと減塩生活はかなり難しいと言えます。家で食べる料理は薄くできても、外食やコンビニなどでお弁当などを買って食べたら、家で食べる料理が美味しくなく逆にストレスになりますから。
そのためには美味しさの価値観を変える必要があります。実はこれが一番難しく、わたしの義父もここが出来なかったわけです。
美味しさの価値感を変えるとは?
美味しさの価値感を変えると言われてもよくわからないところがありますね。簡単に言うと…
味の濃いもの=美味しい
という価値観を
食材の持っている味=美味しい
という形に変えるということです。
極端な例だと…
刺身=醤油をつける=美味しい
ではなくて
刺身=魚そのものの味=美味しい
という価値観に変えるということです。そうすると、少しだけ醤油をつけることによって…
刺身=魚そのものの味=ふんわり漂う醤油の風味=抜群に美味しい
となるわけです。
でもわたしの義父の例でもおわかりだと思いますが、特に長い年月で作ってきた自分の舌、味の価値観はなかなか変えることができませんね。高齢である義父にとっては「味の濃いもの=美味しいもの」なのですね。
ですから、なるべく若いうちに減塩生活にすることが大切になるわけです。
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