魚介類の選び方とカロリー【1】
同じ魚でも成長過程や養殖か天然かによってカロリーは違う
魚介類は肉類とは違って部位で選択することが基本的に難しいです。ブリが食べたいのに、アジにすると言うわけにはいきませんし・・・。
それでも大型の魚、例えばブリやマグロなどはその部位でカロリーがだいぶ違ったりします。特にお腹の部分は背の部分よりカロリーが高めになります。
また、同じ種類の魚でも、その成長過程でも違いがあります。
例えば、ブリ。
出生魚のブリはその前のハマチよりカロリーは高めになります。また、カツオも5月頃に出回る初ガツオより秋の戻りガツオの方が脂がのっていてカロリーは高くなります。
そして、もうひとつは養殖か天然か。
これは総じて天然より養殖の方がカロリーは高くなります。考えてみれば、栄養の豊富なエサを食べ、さらにあまり運動をしていない養殖の方が脂肪がついているのは当たり前でこれは何かわたしたちの生活にも当てはまるお話ですね。
ちなみに、天然ものと養殖ものを比較するとブリで約4.5倍、マダイで3.7倍、アジで1.4倍カロリーが高いと言われています。
このように同じ種類の魚でも選択肢はあるのですが、実際は、旬と言うこともありますし、そのときに美味しい魚を食べると言う大命題がありますので、最終的には個々の魚で量的なものを調整したり、調理法を工夫すると言うことになります。
では、一般的に通年で出回っていてお馴染みの魚、イワシ、サンマ、アジ、サバについてお話します。
これらは青背魚になりますので、健康に良いとされているEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含んでいますが総じてカロリーは高めです。
マイワシは35gで80kcalです。これは小さいもの1尾になります。それに対して、ウルメイワシは60gで80kcalになります。これは、選択肢としてありですね。
サンマは26gで80kcalになります。これは大体1/4尾になります。サンマはかなり高カロリーになります。もちろん、旬の時期のものが一番脂がのっているのでカロリーは高めになりますね。
さらに、マアジは65gで80kcal、そしてマサバは40gで80kcalになります。
ここで書いた重さですが、これは廃棄量を除いた重さになります。
例えば、マアジは65gで80kcalですがこれは正味の重さで、マアジは頭や内臓、骨等で約55パーセントくらいの廃棄量があります。
つまり、中型のマアジが大体150gくらいですので、実際に食べる量としては55%廃棄量で計算すると67,5gくらいになります。ですから1尾食べた場合は約80kcalとなるわけですね。
アジの塩焼きでも十分な主菜になりますので、肉類を食べることを考えたら、カロリー的にはやはり魚類はローカロリーな食材と言えます。
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