鎌田實さんのがんばらないダイエット
がんばらないで体重が3ヶ月で79kgから73.5kgに落ちたダイエット法
鎌田實さんは、地域一体医療に長く携わっていて著書「がんばらない」でも著名な方ですね。
鎌田さんがご自分で実践しているダイエットは数年前大ブームになった寒天ダイエットです。食事の基本に寒天を使用していたとのことです。
その食事は、朝食で寒天と野菜ジュース。昼は寒天かリンゴ、そしておにぎり一個。そして3時におやつとしてヨーグルト。ここまでは大変に少ない量の食事ですがその分夕食はかなりしっかり食べていると言うことです。
ただし夜9時以降はなるべく食べないようにはしているそうですが。
夕食にウェイトをおくのは、普通のダイエットの考え方とは逆ですが、それについて鎌田さんは、「やっぱり夜、食べられないの寂しい、お客さんが来たら美味しいものをごちそうしたいですし。」 と言っています。
また…
「人生って長丁場。無理に我慢しないで、程ほどのところで折り合いをつけてたらいい。」
と、まさに「がんばらないダイエット」を実践しています。この方法で3ヶ月で79kgあった体重が73.5kgになったそうです。
ダイエットのコツは「野菜をたくさん食べること」「寒天を上手に利用すること」だそうです。
また栄養面では「豆類をなるべく多くとるように心がける」「骨粗しょう症に気をつけ、牛乳やヨーグルトをとる」と話しています。同時に「満足感を得るために、食物繊維が多くてエネルギーにならない、寒天、こんにゃく、きのこを上手に使う」と言っています。
サプリメントなどを使ったダイエットについても「思い込みで大量に摂取するのはかえって不健康、たとえばキャベツの成分が良いからといっても実際に普通の食事だと食べることが出来ないので抑制がきく。でもサプリメントだと大量に摂れるので危険がある。」と警告しています。
伝統的な食を大事にしながら食文化を伝えていけばそれが一番無理のない自然なダイエットになると話しています。
鎌田さんが病院で患者さんを見ていて、同じカロリーの栄養でも点滴だと元気が出ないのに口から食べると不思議なくらい元気が出る、と言うことをよく感じるそうです。食事って栄養補給だけではないんですね。
最後にこのように言っています。
「たとえば大根1本でもいいから、丁寧に料理して味わうと自分の細胞ひとつひとつと会話が出来るような気がするんです。ですからたまにでいい。贅沢なものはいらないから、しっかり作ったごはんを味わってごらんなさい。生きる力が湧いて来ますよ」と・・・。
★考察・・・寒天を使うかどうかはともかく、体に負担がかかる無理なダイエットではなく、食べることを文化として楽しみながらあくまで自然に、そして「がんばらない」でダイエットをするのがやはり良いようですね。
参考:女子栄養大学出版部「料理と栄養」05・7月号
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