筑波大式SMARTダイエット
食事療法に8~9割の比重を置いて食事改善によってダイエット
筑波大式SMARTダイエットのSMARTとは、「スマートになっていく」と言う意味かと最初想っていたのですが、違っていました。
Strategy for the made-to-order weight reduction in Tsukuba(筑波大式減量法)の頭文字からのネーミングだそうです。
このオーダーメードプログラム筑波大式SMARTダイエットは、運動の大切さを強調しながらも食事療法に8~9割の比重を置いて食事の改善によってダイエットをすると言うものです。
わたしにも経験がありますが、短時間で運動でダイエットをするのは大変ですよね。
運動を習慣化することの難しさは、筑波大では20年以上の経験からのノウハウで得ているそうです。ですから、運動は各自の自由に任せるかわりに食事改善を徹底して行うと言うことです。これが筑波大式SMARTダイエットの特徴です。
それでも運動の重要性はあるので減量を達成した後に運動を習慣化するように指導をしているとのことです。
またこのプログラムでは、筑波大のスタッフと栄養士、保健師がチームとなって集団指導を行います。集団指導ですので、当然仲間意識や意思の継続がでてくるのでそのメリットは大きいという事です。もちろん脱落者が出ないように個別の指導も平行して行っています。
具体的には、4群点数法を利用して女性は1日の摂取目標カロリーを1200Kacl、男性は1600Kcalとしてはじめます。しかし、とりあえずは厳格にそれを守るよりもとにかく実践してもらうことが重要とのことです。
最初の1ヶ月で食事記録のつけかた、栄養バランスのとり方、カロリー計算の方法などの基本を学びます。
2ヶ月目からはその基本をベースにして「コレステロールを減らすための食事」「鉄を摂るためには」「リバウンドしない食事方法は」などの各論を学んで行きます。
もちろん集団指導ですので、グループワークや食事記録の栄養士チェックなどもあります。
また、「ダイエット宣言」をして周囲から応援してもらうと言うことも行っていてこれが一番大切な
ダイエットのモチベーション(動機付け)の継続につながるとのことです。
結局、ダイエットに関する正しい情報の発信と、モチベーションを高めるきっかけ、という2つが、このプログラムに参加する方へ提供できていると言うこと。これが成功する大きな要因と言えるそうです。
★考察・・・このダイエット法を自分でするのは少し難しいです。参考になるのは運動の習慣化は難しいということ、そしてそれが難しいので食事で制限をしていくという考え方ですね。実際にわたしも運動をしますが途中でしばらくしない期間がどうしてもあるんですね…。運動を習慣化するのはホントに難しいことだと思います。
参考:女子栄養大学出版部「料理と栄養」05・7月号
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