油と脂をいかに抑えるか
油脂を減らすことが低カロリーな料理作りの最大のコツ
油と脂の2本立てでカロリーコントロールをする
低カロリーな料理作りのための最大のポイントが油脂の使い方です。
これは、直接使用するサラダ油やごま油、オリーブオイルなどの油を減らすことと、食材に含まれている脂分を減らすということの2本立てでカロリーコントロールをしていく必要があります。
まずは、直接使用する油です。
油と聞くと何かカロリーが高く、ダイエットの敵!のように言われることがありますが、それでも体に必要な栄養が含まれていますのでまったく摂らないわけにはいきません。
また、料理を作る上でも油の果たす役割は大きいです。炒めものなどは油がある程度無いと上手く作れませんし、まして美味しくありませんね。
ですから、油を全く使用しないのは難しいので極力少なくするわけです。
そのためには、油を測って使用することが大切です。
炒め物などをするときに油をフライパンに入れますが直接注いでいませんか?これをやめてキチンと計量スプーンなどで量って使用するようにします。
例えば、食材が全部で200gの野菜炒めを作るとします。一般的に炒めものの場合、油の吸収率は5%になります。つまりこの場合、油をフライパンに目検討で注いだら約10gの油が食材に吸収されて一緒に食べることになります。
油10gは約89kcalになります。
さらにそれ以上の量の油がフライパンに入っていたとすれば、吸収されない油は食材の表面などに付いて一緒に食べることになります。
よく中華料理などを食べると油こってりの料理がありますね。あれば吸収された油プラス表面についている油を一緒に食べているからなんです。
これをもし計って使えば…例えば軽量スプーンを使って小さじ2の油で炒めると、全部の油が吸収されますがカロリーは約71kcalで済むわけです。
もちろんその差はわずかと言えばそうですが、この「ちりも積もれば…」を繰り返すことが特にダイエットや減量には大切なんですね。
次に食材のもっている脂です。
食材の持っている脂というのは、その食材の旨みになっています。ですからしっかりと落とすと旨みも逃げてしまいますから、極力落とすようにするのが良いですね。
例えば、魚であれば事前に熱湯を回しかける、霜降りをすることで余分な脂を落とすことが出来ます。
また、魚を購入する時も、天然ものより養殖ものの方が脂が多く、大型魚であれば背身より腹身の方が脂が多くありますので考慮したいところです。
肉であれば、脂の部分を取り除いてから料理をしたり、もともと脂分の少ない部位を使うようにしたりすることで抑えていくようにします。
油脂を減らすための料理方法 >>>
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