そもそもダイエットとは？何かを少し考えてみます。
ダイエットは単に痩せることだけではなくてセルフメディケーションです。
セルフメディケーションとは、セルフ（Self)=自分とメディケーション（Medication）=薬物治療のことで、もともとは自分の健康を管理して軽い病気の症状の緩和や予防のために、自分の責任で大衆薬などを使って手当をすることを言うそうです。
つまりダイエットは「食養生」なんですね。食事の管理をして、体に良いものを食べて健康を守ることなんです。
ここを頭の隅に常に置いておくことがまずは成功への一歩になります。
ダイエットの方法やノウハウはTVや雑誌、ネットでも実にたくさん溢れています。実際に効果のあるものもあれば、真偽のほどがよくわからないものもあります。
わたしも何回もダイエットを試みた経験があります。その経験から体重自体を落とすのはそれほど難しいことではないと感じています。
むしろ体重を落とすことより難しいことは、目標体重まで落ちてから先の話でどのようにその体重を維持していくかです。
多くのダイエット方法やノウハウはただ体重を落とすことだけに焦点が置かれています。
例えば、カロリーが低い、いわゆる代替え食品でするダイエットがあります。これは簡単に言ってしまうと摂取カロリーを抑えて体重を落とす方法にすぎません。代替え食品は非常にカロリーが低いですから食べ続ければ多くの人が体重を落とせる可能性があります。
問題はここから先…
その体重をキープするために果たしてどうすれば良いと思いますか？
そのまま代替え食品を一生食べ続けますか？
問題は、先ほどもお伝えしましたが目標の体重まで落ちたあと、その体重をどのようにキープするか？なんです。
そのための方法は３つしかないと思います。
ひとつめは食事のカロリーをコントロールすること。
２つめは定期的に多くのカロリーを消費する運動などをすること。
３つめは基礎代謝をアップして燃焼体質にすること。
この３つです。
実はこれはダイエットの最もベーシックな方法でありそして確実に、しかも健康的に体重を落とす唯一の方法でもあります。
そうです、一度落ちた体重をキープしていくにはこのダイエットのベーシックな方法を実践するしかないわけです。
だったら最初からこのベーシックなダイエットをした方が後のリバウンドを考えても結果的には効率が良い…って思いますよね。
しかしこの方法は、確実であるけれども一足飛びに体重が落ちるわけではなく長い時間をかけながらゆっくりと落としていかなければならないと言う大きなネックがあります。
つまり時間が掛るんですね。
そして栄養についての知識やカロリーの知識も多少必要ですし当然食事のカロリーを計算しなければいけませんね。また、運動をするための労力や時間も必要です。
つまりひとことで言うと…「面倒くさい」ことが多いのですね。
ですから、極端にカラダに負担が掛るものや栄養を損なうような危険な方法は別ですが、巷にあるダイエットの方法で有効なものを選んである程度の短い期間で一気に体重を落とすのもありだと思います。
そして、せっかく落とした理想の目標体重ですから長くそれをキープするために先ほどの３つのダイエットの基本を並行して学んでいくことが大切です。
体重を減らすための方法と体重をキープするための方法は全く違います。
体重を減らすためには消費カロリーを増やすか、摂取カロリーを減らすしかありません。しかし体重をキープするためには消費カロリーと摂取カロリーがイコールである必要があるわけです。
体重を目標まで減らすことができたら次はキープすることができてはじめて本当の意味でダイエットが成功したと言えると思うのです。
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