4群点数法の実践前の準備
4群点数法についてはだいたいご理解できましたでしょうか。どうしても学問なので少し難しい話が連続しました。これからは、実際にわたしが行ってきたことを中心に話しをしていきます。
必ずしなければならないこと
実践していくためには、必ずしなければならない作業がいくつかあります。
まず最初に
食べる物、口に入れるのもの重さを量ること。
そしてそれを
メモすること。
さらには
そのメモを元に一日の総カロリーと振り分けやバランスを検証すること。
基本的にはこの3つのことをしていきます。
とは言ってもこれが結構面倒と言えば面倒なのですね。でも慣れます。長く実践して行けば…。わたしの家の中では「昨日のあれは何点だっけ?」とか「今日は緑黄色野菜が足りないね」とか、そんな会話が普通に交わされています。これも慣れなんですね。
4群点数法を実践するために必要なもの
それでは、実際に取り組んでいくために必要な道具をご紹介します。
・体重計
毎日の体重を量るのに必要です。
今はデジタル式のものが主流ですがもちろん昔ながらの針式でも良いです。デジタル式はなるべく最小単位が小さいものが良いです。
特にダイエットをされる場合は、微妙な重さが精神的なものを左右したりしますので…。また、体脂肪率などいろいろなデータがが測定できるものがより良いですね。
・食品用はかり
食材の重さを量ることが基本となりますので、はかりは必需品です。
できましたら2つくらい買っていただいて台所と食卓の上と2ヶ所くらいに置いてみてください。
台所ではもちろん料理中に量ります。食卓ではちょっとお菓子を食べるとかお酒を飲むとか。そんなときに量ります。
・メモと筆記用具
体重や重さの記録をしていきます。普通のノートで良いですね。もちろん、パソコンにエクセルで入力しても良いです。
食材の重さを書き留めるのには、新聞屋さんや銀行さんからいただけるような簡単なメモが良いです。料理をしながら重さを量りメモをとるので、時に濡れた手で書くこともあります。また、火を使っていて慌ててメモ…ということもありますので。
このデータはあとで清書しますので、メモ帳で充分です。筆記用具は…何でも良いのですが、台所で使うものはシャープペンか鉛筆がおススメです。ボールペンだと濡れたらにじんでしまい読めなくなる場合がありますので。
・食品成分表
計算をする上で必需品です。
女子栄養大学出版部さんの「五訂食品成分表」や「食品80キロカロリー成分表」がおススメです。ミニガイドとして写真のたくさん掲載されているものもわかりやすいですが、食材の種類がたくさん掲載されているものがやはり必要です。それでも掲載されていない食材もありますから。
ついでに、外食やコンビニ食材のカロリーが掲載されているものが出版されていますので、それもあれば便利です。
・計量スプーン、カップ
これは多分どのご家庭にもあると思いますが、何本もセットになっているもの…例えば小さじ1/3とか1/4とかがあるとなお良いです。
以上のものがあればスタートすることができます。
では次に、献立作りのコツについて話をします。
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